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てんやく絵本と、点字つきさわる絵本に関するアンケート(回答期限:2024年7月31日)
更新読書バリアフリー法公共図書館・学校図書館の皆様へ
標題の絵本についてご存じでしょうか?
ふれあい文庫では「見えない人が絵本を楽しめるように」と願い、1984年からてんやく絵本の製作と貸出活動を行ってまいりました。
てんやく絵本とは、市販の絵本に透明なシートを使って文字を点訳したり、絵の形を切り抜いて、それぞれの場所に貼り、見えない人が見える人と一緒に絵本を楽しめるように工夫したものです。これはボランティアの手作業によって作られていて、同じものを何冊も作ることは困難です。
そこで、さわってたのしめる絵本が出版され、書店や図書館の棚に並ぶことを願い、2002年に「点字つき絵本の出版と普及を考える会」を設立し、出版社への働きかけと協力を進めてまいりました。その結果、現在までに約30冊の誰もが楽しめる点字つきさわるえほんが出版されています。これは、文字は点字と活字で表され、絵の部分は主に透明な樹脂インクを使って盛り上げ、その手触り感が楽しめるようになっています。
ふれあい文庫は今年創設40周年を迎え、これを機に更なるてんやく絵本と点字つきさわる絵本の普及を目指し、点字図書館や地元の図書館に行けばいつでもそれらの絵本に触れられる環境を整えていきたいと考えています。
そこで、まずは現状を把握する必要があり、アンケート調査を行うことにしました。
ご回答につきましては2024年7月末日までにFAXにてご返送いただけましたら幸いです。
アンケート対象者:公共図書館、点字図書館の職員
アンケート1・てんやく絵本について
アンケート2・点字つきさわる絵本について
アンケート返送先 FAX番号 06-6444-0133
投稿者:(大阪府)特定非営利活動法人 てんやく絵本ふれあい文庫 点字つき絵本の出版と普及を考える会 代表 岩田美津子
てんやく絵本ふれあい文庫 https://bccweb.bai.ne.jp/tenyaku-ehon
点字つき絵本の出版と普及を考える会 https://tenji.shogakukan.co.jp