就労

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就労と一口に言っても、業種、就労形態、新たに就職するのか、それとも復職や転職かなど、その方の状況や周囲の環境によって様々な選択肢があります。

現在、視覚障害の方で就労している割合が最も多いのは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう(あはき業)の仕事です。視覚特別支援学校の専攻科などで一定のカリキュラムを修了した後、国家試験を受験して資格を取得します。
資格取得の後は、自営、治療院や医療機関への就職、ヘルスキーパーとして企業へ就職、介護保険施設へ就職などの選択肢があります。

最近では、ICT技術でパソコン操作が出来るようになったことにより、事務職として働く方も徐々に増えてきています。

在職中に視覚障害を受障した方は、経験を生かして同じ仕事を継続することも有力な選択肢です。
視覚障害を受障すると今までと同じように仕事が出来なくなると考え、多くの方が退職してしまいますが、様々な工夫やICT技術の活用などで、出来ることはたくさんあります。
急いで退職を決めてしまう前に、まずは情報収集をしましょう。

視覚障害リハビリテーション協会
全国の職業訓練施設を紹介しています。

認定NPO法人 タートル 
視覚障害というハンディキャップを乗り越えて働く、働き続けることを目標として設立された団体

日本視覚障害者職能開発センター
PCを利用した事務職に挑戦する視覚障害者の職能開発訓練を行っています。

視覚障害者就労生涯学習支援センター
視覚障害者の方々へのIT関連技能取得支援を行っています。

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 
高齢者の雇用の確保、障害者の職業的自立の推進、求職者その他労働者の職業能力の開発及び向上のために、高齢者、障害者、求職者、事業主等の方々に対して総合的な支援を行っている組織

【関連リンク】

厚生労働省 障害福祉サービスについて
厚生労働省 視覚障害者の就労支援
コミック版障害者雇用マニュアル 視覚障害者と働く(高齢・障害・求職者雇用支援機構)
視覚障害者の職場定着推進マニュアルPDF(高齢・障害・求職者雇用支援機構)
北九州市立総合療育センター眼科 視覚障害者の就労支援マニュアル
視覚障害者就労相談人材バンク
日本弱視者ネットワーク