(G-10) じゃあ、ここから小さい「や・ゆ・よ」がついた文字を覚えていこう。
(マナブくん) 「きゃ」「きゅ」「きょ」とかの文字ってことだね。
(G-10) そうそう! その「きゃ」「きゅ」「きょ」を表すには、「これから小さな「や・ゆ・よ」がついた文字がきますよ」という「しるし」として④の点が先にくるんだ。その④の点の後ろに「か」を加えると「きゃ」。次は④の点の後ろに「く」を加えて「きゅ」。同じように④の点の後ろに「こ」を加えて「きょ」となるんだよ。
(マナブくん) りょーかい!
(G-10) 続けて行くよ~! 同じように④の点の後ろに「さ」「す」「そ」を加えて「しゃ」「しゅ」「しょ」。
④の点の後ろに「た」「つ」「と」を加えて「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」。
④の点の後ろに「な」「ぬ」「の」を加えて「にゃ」「にゅ」「にょ」。
④の点の後ろに「は」「ふ」「ほ」を加えて「ひゃ」「ひゅ」「ひょ」。
それから~、同じように④の点の後ろに「ま」「む」「も」を加えて「みゃ」「みゅ」「みょ」。
④の点の後ろに「ら」「る」「ろ」を加えて「りゃ」「りゅ」「りょ」。
(マナブくん) 「ぎゃ」とか「ぴゃ」をどう表すの~?
(G-10) 「これから小さな「や・ゆ・よ」がついた文字がきますよ」という「しるし」の④の点に、「゛(てんてん)」を表す⑤や「゜(まる)」を表す⑥の点を加えて表すんだ。こんな風に・・・。
「きゃ」「きゅ」「きょ」に⑤の点を加えると「ぎゃ」「ぎゅ」「ぎょ」に。
「しゃ」「しゅ」「しょ」に⑤の点を加えると「じゃ」「じゅ」「じょ」に。
「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」に⑤の点を加えると「ぢゃ」「ぢゅ」「ぢょ」に。
「ひゃ」「ひゅ」「ひょ」に⑤の点を加えると「びゃ」「びゅ」「びょ」に。
「ぴゃ」「ぴゅ」「ぴょ」は「ひゃ」「ひゅ」「ひょ」に⑥の点を加えるんだよ。
(マナブくん) わかった!
【まとめ】
・ちいさい「や・ゆ・よ」がつく文字は、先に④の点がきます
・「きゃ・きゅ・きょ」は、 ④の点の次に「か・く・こ」がきます。
・同じように「しゃ・しゅ・しょ」は「さ・す・そ」、「ちゃ・ちゅ・ちょ」は、「た・つ・と」、「にゃ・にゅ・にょ」は「な・ ぬ・の」がきます。
・「ぎゃ・ぎゅ・ぎょ」のようににごる場合は、④⑤の点が先にきます。
・「ぴゃ・ぴゅ・ぴょ」は、④⑥の点が先にきます。
【考えよう!!】
盲導犬は、仕事中はハーネスをしています。
ハーネスをして歩いているときは、仕事中だから、声をかけたり、さわったりしないでね。