(G-10) 点字の数字のしくみはわかったかな?
(マナブくん) うん、バッチリ!
(G-10) あと少し、数字をあらわすときのルールがあるから、ここでは、それを覚えていこうか。
(マナブくん) りょーかい!
(G-10) 5年、13日、6本、3コ、500さつなどの言葉がつくときは、こーんな風に数字の後ろに続けてあらわすんだ。
(マナブくん) うん、わかった!
(G-10) ここからはさらに大切なルールを教えるよ。
(マナブくん) えー、どんなルール?
(G-10) 2位、3るい打、4列目、さあ何か気づいたことはないかい?
(マナブくん) えーっと~??
(G-10) これをさっきのルールで点字にすると・・・
(マナブくん) あれれ、「2位」が「22」、「3るい打」が「342打」、4列目が「47つ目」? ぜーんぜんちがう言葉になっちゃう!!
(G-10) (笑い)そうそう、ヘンだよね~。これは、数字に使われる「アイウルラエレリオロ」の後ろに同じ文字が続くと、今みたいにちがう言葉になってしまうんだよ。そんな場合には、さっきおぼえた「第1つなぎ符」を間にいれる。こんな風に、数字の後ろに「アイウルラエレリオロ」がくるときは、「ここで数字は終わりです」を知らせる「第1つなぎ符」をはさむんだ。
(マナブくん) 数字を使った言葉を読むときの大切なルールなんだね。
(G-10) そのとーり、よくおぼえておいてね!
【まとめ】
・数字のうしろに語が続くときは、続けて表します。
・数字のうしろに「アイウルラエレリオロ」がくるときは、数字のうしろに第1つなぎ符をつけて表します。
【考えよう!!】
ガイドを終えたときは、相手が進む方向を確かめて回りの様子を説明しましょう。説明と違った受け取り方をされることもあるので、別れたあともしばらくは相手の様子を見てくださいね。