(G-10) 数字とことばのあらわし方をひと通りおぼえたところで、数字のルールもいよいよ最後! よく、おぼえておいてね。
(マナブくん) まかせといて!
(G-10) これは、なんて読む?
(マナブくん) えーと、「ゴガツ イツカ」、「みかんが フタツ」、「いもうとが、ヒトリ」でしょ。
(G-10) そうだね、数字でも「イチ、ニ、サン」と読まずに「ヒトツ、フタツ、ミッツ」とか「ヒトリ、フタリ」とか「ヒトツブ、フタツブ」、「ツイタチ、フツカ、ミッカ」と日本の昔からの数え方があるよね。
(マナブくん) ぼく、けっこう知っているんだ!
(G-10) そういう場合は、このように発音したとおりに点字をあらわすんだよ。
(マナブくん) なるほどね~!
【まとめ】
「ひとつ・ふたつ・みっつ・よっつ・・・」「ついたち・ふつか・みっか・・・」などと数えるときには、数符をつけないで、発音のとおりに表します。
【考えよう!!】
ガイドをしたり、方向を説明するときに、「あっち」「そっち」ではわからないことがあります。相手の方から見て「右がわ」「左がわ」「前方」などと説明しましょう。
また、時計の文字ばんの位置で、「1時の方向」「9時の方向」などと言うとわかりやすいときもあります。