2021年度第46回全国視覚障害者情報提供施設大会(高知大会) 情報共有社会の実現へ――読書バリアフリーの流れを高知から 【電子書籍分科会】 10月14日(木)15:00〜17:00 電子書籍委員会 テーマ 視覚障害者情報提供施設における電子書籍製作の現状と課題 テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作にとって望ましい姿とは 目次 テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作施設へのアンケート結果報告 2ページ Producer1.4.0.0以降のバージョンアップ内容について 43ページ テキストデイジーの各種プレイヤーでの再生状況の違いについて 55ページ 目次終わり 1ページ プログラム 15:00〜16:00 テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作施設へのアンケート 結果報告 (休憩10分) 16:10〜16:30 Producer1.4.0.0以降のバージョンアップ内容について 16:30〜17:00 テキストデイジーの各種プレイヤーでの再生状況の違いについて 2ページ テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作施設へのアンケート結果報告 アンケート回答 73施設 (全視情協101施設中) テキストデイジーコンテンツアップ施設 61施設 サピエ図書館 登録テキストデイジー資料 11,254タイトル マルチメディアデイジーコンテンツアップ施設 13施設 サピエ図書館 登録マルチメディアデイジー資料 1,297タイトル (2021年10月5日現在) 3ページ 1.テキストデイジー・マルチメディアデイジー等の製作状況について 単位:すべて施設 (1)貴施設・団体ではテキストデイジーを製作していますか? はい 50 いいえ 23 4ページ (2)「いいえ」と答えた施設にお聞きします。今後製作の予定はありますか? はい 6 いいえ 18 「いいえ」の場合、その理由 @養成が難しい 1 A人材不足 5 B需要がない 5 C製作が難しい 1 D体制が整わない・余裕がない 4 Eその他 7 (「その他」内容) ・出版による解決に期待、利用者の評価が良くない。 ・取り組まなければと思っている。 ・サピエ団体会員種別変更により、データをアップロードできる施設となった際には製作したいと考えている。 ・即時性を求められる資料でも、テキストデイジーとしての編集は不要とされずテキストデータでの提供を要望される。(合成音による音声デイジーの製作は行っている) 5ページ (3)貴施設・団体ではマルチメディアデイジーを製作していますか? はい 10 いいえ 61 (4)「いいえ」と答えた施設にお聞きします。今後製作の予定はありますか? はい 5 いいえ 55 6ページ 「いいえ」の場合、その理由 @養成が難しい 4 A人材不足 15 B需要がない 6 C製作が難しい 6 D体制が整わない・余裕がない 17 Eその他 14 (「その他」内容) ・出版による解決に期待、利用者の評価が良くない。 ・マルチメディアデイジーの機能については、利用者から要望がない。合成音による音声デイジーには一定のニーズがあるので、Plextalk Producerの音声合成機能を利用して、マルチメディアデイジーと合成音による音声デイジーを同時に製作する試行も以前行った。しかしソフトの動作が重く実用的でなかった。現在はほかのソフトを利用して合成音声データを作成し、PRS Proに取り込んで音声デイジーを製作している。 ・配布用目録を、合成音声のみのマルチメディアデイジーで職員が製作しているが、それ以上広げることはないため。 ・テキストデイジー図書製作を重点的に進めるため。 ・施設方針として現在別サービスに注力しているため。 ・グループ発足後、まだ間がないため。 ・研修会がないため。(あれば受けてから、可能かどうか検討したい。) ・サピエ団体会員種別変更により、データをアップロードできる施設となった際には製作したい。 ・マルチメディアデイジーはCD等で郵送することが不可と聞いている。明確に郵送できるとなったら、製作することも検討したい。  →郵送については、著作権法と視覚障害者等用データ送信サービス - 国立国会図書館を参照。 https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/docs/meeting/20210708_2.pdf 7ページ (5)貴施設・団体ではプライベート製作の依頼を受けていますか? はい 47 いいえ 24 はいの場合 その種類(複数回答可) テキスト 43 テキストデイジー 34 マルチメディアデイジー 3 EPUB 1 8ページ 2.テキストデイジー・マルチメディアデイジー等の製作体制について (1)貴施設・団体で現在活動中のテキストデイジー・マルチメディアデイジー製作担当ボランティアは何名いますか? 総数 施設数 0人 16 1〜5人 18 6〜10人 10 11〜20人 17 21〜30人 4 31人以上 2 9ページ 貴施設・団体で現在活動中のテキストデイジー・マルチメディアデイジー製作担当ボランティアは何名いますか? (内訳) テキスト化 0人 4 1〜5人 23 6〜10人 10 11〜20人 12 21〜30人 4 31人以上 1 テキストデイジー編集 0人 4 1〜5人 22 6〜10人 14 11〜20人 12 21〜30人 1 31人以上 1 マルチメディアデイジー編集 0人 11 1〜5人 4 6〜10人 7 10ページ (2)貴施設・団体のテキストデイジー・マルチメディアデイジー製作担当職員は何名いますか? 0人 12 1人 38 2人 15 3人以上 3 11ページ (3)テキストデイジー・マルチメディアデイジー担当職員について、他業務と兼任していますか? 兼任している 55 兼任していない 3 12ページ (4)兼任していると答えた施設にお聞きします。何の業務と兼任していますか?(複数回答可) 録音 39 点字 10 サービス 29 その他 24 (「その他」内容) 館長・所長 庶務(事務)等 IT関係担当 リハビリテーション関係 図書館以外の業務 13ページ (5)製作体制について、課題・問題点等や、工夫をしている点がありましたら、記述してください。 ≪課題・問題点≫ ・担当職員が他の業務と兼務している、または人数が少なく手が回らない。 ・人事異動もあり職員の経験が浅い。 ・製作体制がきちんと確立していない。(専属スタッフや部署を設ける余裕がない) ・ボランティア数が少ない。 ・ボランティアの養成が急務である。 ・人員不足の為、作業のどこかの部分(校正など)が滞りがちになり、製作が遅くなっている。 ・リモートで行っている。会議をしていた当時と比べて情報共有が難しい。 ・具体的なテキストがないため、製作メンバー間での意識統一が難しい。「これでなくてはならない」という全視情協からの指定があれば分かり易いが、「こんな風にしてもよい」という風なあいまいな表現が多いため、判断が難しい。 ・誤字、誤植についても直すべきかどうかの判断に迷う。 ・実際の利用者からの読み間違いが多いという苦情電話もあり、対応に困る。 ・パソコンがフリーズしたり不明なエラーが多発するので困っている。 ・製作用の機器の貸出の検討や、お手軽なスキャン方法を模索している。 ・現在テキストデイジーから合成音声へ主に録音図書を製作している。どのソフトが製作しやすいのか、また利用者へ聞きやすいソフトは何か模索している。 14ページ ≪工夫している点等≫ ・プライベートサービスのみ対応している。 ・メールでこまめに連絡する。 ・アクセシブルな電子書籍製作実験プロジェクト「みんなでデイジー」を活用してテキストデータを作成している。テキスト化、テキストデイジー編集と一人でマルチに活動をしてくださる方を増やしている。 ・月に一度集まり、疑問点を話し合いながら制作している。 ・施設の担当職員のみでなくボランティア間で作業に対する気づきをフィードバックし合える仕組みを作ることで、技術や知識の向上ができる体制になっている。 ・できるだけ早く仕上げる。表やグラフ、写真が入ったものをテキスト化する。 ・テキストデータ製作を島根あさひ事業所へ依頼しており、自館製作する体制がない。 ・テキスト化までは担当職員が行っているので、少しずつボランティアで作業が完結するように促している。定期的に連絡会を開いて、疑問があれば皆で話し合う。処理例の共有化。校正表に指摘あるいは指示事項をペン入れし、フィードバックを行っている。 ・希望者に当施設で製作した合成音声目録のみを製作している。音訳が望ましと思っているが、追加図書が少ない・毎年違う方に読んでいただくことになるなどで、マルチメディア合成音声で製作することにした。利用者からは評価が高い。将来もデータアップするなどの予定はないが、プライベートで依頼があった場合に対処できるスキルはあったほうがいいと思う。 ≪要望等≫ 困った(処理に迷う)ことがあった場合、掲示板以外の電話やメール等で質問できるところがあるとうれしい。 15ページ 3.テキストデイジー・マルチメディアデイジー等のボランティア養成について (1)ボランティア募集はどのように行っていますか?(複数回答可) 新規募集 15 既存のボランティア 48   (既存のボランティア内訳) 点訳 27 音訳 36 その他 16    (「その他」内容) ・作業ボランティア ・デイジー編集ボランティア ・パソコンボランティア ・テキスト化ボランティア ・テキストデイジーは、テキスト化のボランティア。マルチメディアデイジーは、テキストデイジーのボランティア ・朗読奉仕員養成講座修了時に声かけ 16ページ (2)ボランティア養成はどのように行っていますか? 講座を定期的に開催 7 不定期に開催 27 その他 19 講座を定期的に開催(内訳) 毎年 5 隔年 1 その他 1 (「その他」内容) ・個別対応。 ・定期的な勉強会の時に新人指導。 ・ボランティア募集として年1回、点訳・音訳・対面・テキストの順に行っている。 ・不定期で他団体実施の講座に参加。 ・現在行っていない。(今後の開催については未定) ・新規ボランティア向け初期講座。 ・初回のみ研修。 17ページ (3)ボランティア養成講座の講師は誰が行っていますか?(複数回答可) 職員 41 ボランティア 19 外部講師 7 18ページ (4)ボランティア養成について、課題・問題点等や、工夫をしている点がありましたら、記述してください。   ≪課題・問題点≫ ・ボランティアの養成を行えていない。(時間的、人員的に余裕がなく、体制が不確立。) ・職員が指導を行っているが、人事異動もあり職員のスキルが乏しい。 ・ボランティアの人員が足りていない。 ・ボランティア数を増やせない。 ・養成しなければ人数が減少することは避けられないので見越して養成したい。 ・製作ソフトの価格が高く多く購入することが出来ない為、一度に養成できる人数を増やしにくい。 ・研修後のフォローが難しい。 ・勉強会がなかなか開催できていない。 ・講座後、いかに長く活動を続けていただけるかが課題。 ・養成講座講師をボランティアにお願いしたいと考えている。 ・予算の問題。 ・現状、製作タイトル数が少ないため、ボランティア養成の必要がない。 ・身近な場所での開催がなく参加しにくい。 ・新型コロナウイルス対応などのため十分な取り組みが出来ていない。 ・ボランティア同士で編集について検討できる場(勉強会、定例会などスキルアップと交流の機会)の定期的な開催が難しい。 ・講師の世代交代が始まり、ベテランの講師が退かれている中、後任の引き受け者が減りつつある。 19ページ ≪工夫している点等≫ ・点訳・音訳講習を受けていただいた方に声かけをしているので、ある程度PC操作ができる方に声かけして受講していただいている。また、音声デイジー編集をされている方にはできる限り、テキストデータ作成ではなく、テキストデイジー編集の講座を受けてもらい、音声デイジー編集ボランティア活動のノウハウを活かしてもらっている。 ・点訳・音訳活動を休んでいる方への声かけ、男性(ボランティアのご主人等)は結構興味を持たれる。(パソコン操作も得意) ・ボランティアを増やすことが課題。新たな試みとして音訳講座選考で見送りとなった方へテキスト化ボランティア募集の案内を行った。20数名の内応募は1名だけであったが、3時間程度OCRソフトの使用方法をご説明した後、実際に自宅で図書のテキスト化を行っていただくという形で養成を進めている。 ・まだ1回しか行っていない。1日2時間の5日間で行ったが時間が足りなかったので、1日の時間を増やしたいと思っている。活動中のボランティアへご協力をお願いしたいと伝えている。新聞に情報が掲載されると、反響(応募)があるよう。 ・機器操作、写真、図の処理等予め理解し、操作に慣れている方を対象に募集をかけ、養成を行っている。 ・新規ボランティア養成の際には、一通り編集の基本を学んでもらった後、小冊子のテキストデイジー化をしてもらっている。 ・外部に新規の募集はせず、点訳や音訳の基礎知識があるボランティアを対象に行っている(過去3回)。即戦力になりやすい、講習期間が短くて済むというメリットがある反面、大勢の養成にはならないジレンマもある。 ≪要望等≫ ・ほかの施設の状況が知りたい。  ・音訳や点訳の養成講座と異なり、養成体制がまだ未熟で、図表のテキスト化など苦労している。音訳マニュアルを参考にしているが、デジタル資料製作専用のテキスト化例(処理事例集)ののったマニュアル本があるとありがたい。 20ページ 4.テキストデイジー・マルチメディアデイジー等の製作環境について (1)貴施設・団体の、テキストデイジー製作の際の選書の基準はどのようなものですか?(複数回答可) 点訳・音訳された(される)原本を利用 32 利用者からのリクエスト 33 即時性を求められる資料 16 文字情報の提供のため 18 画像の多いもの 15 その他 19 (「その他」内容) ・「サピエ」図書館で点訳・音訳されていないもの ・点訳・音訳図書になりにくいもの ・地域性の高いもの  ・選書委員による選書 ・ボランティアからの提供・リクエスト ・製作数の少ない分類のもの ・小説以外のもの ・新刊のもの、YA小説など ・新書/科学/医学・健康/政治経済/ビジネス/福祉 ・新刊や既刊の中で書評などをみて、興味を持ってもらえそうな書籍・児童書など学習障害の児童生徒向けの書籍 ・サピエ図書館にあるデータだが、画像の説明が省略されてしまっている図書 21ページ (1)貴施設・団体の、マルチメディアデイジー製作の際の選書の基準はどのようなものですか?(複数回答可) 点訳・音訳された(される)原本を利用 5 利用者からのリクエスト 3 正しい音声+文字情報提供のため 5 画像の多いもの 3 その他 3 (「その他」内容) ・絵本 ・B会員の視認優位の読書にも適したもの(総ルビ、ひらがな表記や分かち書き等、対象年齢に即してテキスト表記が読みやすいもの) ・点字・音声デイジー・テキストデイジー化されていないタイトル 22ページ (2)スキャナーは何を使用していますか?(複数回答可) フラットベッド型 24 両面スキャナ型 47 スタンド型 9 23ページ (2)スキャナーは何を使用していますか?(機種名・使用している理由) フラットベット型 〔機種名、理由の順。〕 Canon  作業効率が良く、誰でもおこなえるため Canon imageRUNNER  コピーとの複合機 CanoScan LiDE210  カバーに記載されている著者略歴などをスキャンする際に使用 Canon LiDE220  前から使っているから Canon SATERA MF7525  (理由なし) Canon TS8230  元々職場にあるものを使用 Canon複合機 iR-ADV C3530  (理由なし) コピー機 EPSON  (理由なし) EPSON Coloro PM-A840S  過去の研修会等からの情報を得て EPSON GT-S620  指導用(MyReadなどのソフト)として購入したものを流用 EPSON GT-S630  別の案件で以前使用していたのでそのまま使用している EPSON EW-M630TW  墨字印刷用プリンタと兼用のため EPSON GT-S650  裁断できる図書とできない図書で使い分けている  背表紙裁断が不可の時使用 コニカミノルタ bizhub  サイズの大きなものや裁断不可の場合に使用 コニカミノルタ bizhub C250i  複合機についているもののため、理由はない コニカミノルタ bizhub C360i  もともとあるコピー機 コニカミノルタ 複合コピー機  既存 RICOH imagioMPC2200  コピー、プリンターと兼用しているため RICOH MP C5503A  (理由なし) 富士フイルムDocuCentre-VC3373(複合機)  (理由なし) 24ページ 両面スキャナ型 〔機種名、理由の順。〕 ScanSnap  全視情協から無償貸与されたものを使用している  既に製作を始めていた施設の使用機種を参考にした 富士通 ScanSnap iX500  両面スキャンができるため  簡単、きれい、スピーディ  ページ数の多い資料のテキスト化のため購入  研修会で紹介されたから  製作開始時に配布されたものを継続使用  点字製作に使用していたため  前任職員が求めたもの   利用者からたまたまもらったから 富士通 ScanSnap iX1500  作業が迅速に行えるので  初期からScanSnapを使っていて使用に問題がなかったため  過去の研修会等からの情報を得て  他の図書館で使用されていたので  既存のもの 富士通 ScanSnap S1300  貸与されたため。Windows10にも対応しているため  小型かつ読取精度が高いため  読み取り違いが少ない。点訳、音訳などで再利用する図書についてはコピー機で読み取りをする場合もあるが、読み取り違いが少し多くなるようです 富士通 ScanSnap S1500  作業がしやすい  使いやすいから  長年使用しているが故障がないため  スタンド型も所有していますが、スキャンが速い両面スキャナ型を使用している  裁断できる図書とできない図書で使い分けている   メインで使用  貸与機器で使いやすいため   全視情協からの貸与品を使わせていただいている  既存のものであり購入した経緯は不明  研修会等で知った 富士通 fi-7180  読み込み速度が高速のため  処理スピードが速いため FUJI XEROX C2570  通常の業務でコピー等に使用してるため EPSON DS-530  (理由なし) RICOH IM C3500  元々職場にあるものを使用 RISO ORPHIS EX7200  裁断できる本はスピードも速く画質も良いコピー複合機を使用 キャノン オフィス向け複合機IR-ADVC5550F  (理由なし) 25ページ スタンド型 〔機種名、理由の順。〕 CASIO BOOK TURNER BT-100  裁断不要、撮影画像のコントラストを簡単に変更できるため  裁断できない本(プライベート等)に使用  本を切断せずにすむため 富士通 ScanSnap SV600  はじめは両面スキャナ型のみだったが、サイズが大きいもの、裁断できないもの、見開きを綺麗にスキャンしたいものなどがあり、スタンド型を追加購入  インターネットで検索して辿り着いた その他 〔機種名、理由の順。〕 複合機(機種名、品番等なし)  元画像が悪かったりカバー表紙画像等をスキャンする場合 複合機〔FUJIFILM DocuCentre-Z C3373〕  基本的に複合機を使用し、原本によってその他のスキャナを使用している リコースキャナ機能付きコピー機  (理由なし) 京セラ TASKalfa2552ci  コピー機にその機能があるため 島根あさひ事業所にテキスト化を依頼  (理由なし) 26ページ (3)OCRソフトは何を使用していますか?(複数回答可) 読取革命 42 Abbyy Finereader15 2 eTypist NEO 2 MyRead5 1 ScanSnap 付属ソフト 5 WinReader PRO 3 よみとも 1 LINE 1 京セラ TASKalfa2552ci 1 Googleドライブ 2 Adobe AcrobatStandardDC 2 PDFelement 1 サリバン 1 本格読取5 1 27ページ <使用している理由> ■読取革命  全視情協から貸与されたため。  他施設でも使用しているため。  作業がしやすいため。  安価かつ処理が速いため。  うまく領域範囲を指定すれば、そこそこの精度で自動変換してくれるため。  読取精度は原稿により差あり。  旧バージョンを貸与され、使いなれていたためWindows10に移行したときバージョンアップ版を購入した。  他に良いものがあれば教えてほしい。これといった良いものが見つからない。  「みんなでデイジー」システム導入に必要なソフトだったため。 ■Abbyy Finereader15  点字製作に使用していたため ■eTypist NEO  認識領域が細かく指定できる、斜めにスキャンされた資料の補正機能が便利 ■MyRead5  ScanSnapの付属ソフトに比べて操作が容易だったため ■ScanSnap Home等  スキャナの付属ソフトだったので ■WinReader PRO  テキスト変換の精度が高いと言われているため  みんデジ導入に必要なソフトだったため ■よみとも  別の案件で以前使用していたソフトで、スキャンと同時にテキスト化してくれるのが便利でそのまま使用しています ■京セラ TASKalfa2552ci  コピー機の拡張機能で利用できるため ■主にGoogleドライブを使用  その他、スキャナー付属の機能。読取革命Ver.15 Googleドライブは使いやすく、文字化けが少ない。その他のスキャナーの機能は文字化けが多い。読取革命は購入したが思うように使いこなせていない。 ■日本語 → Adobe Acrobat、英文 → サリバン+(スマホアプリ)  なるべく作業が煩雑にならず文字認識の精度が高いものを使用 ■本格革命5  安価ですが問題ない性能のため 28ページ (4)テキスト修正・校正ソフトは何を使用していますか?(複数回答可) OCR上で修正 21 メモ帳 23 Word 10 Plextalk Producer 8 sakuraエディタ 4 Mery 3 Terapad 3 その他 9 (その他内訳) みんなでデイジー WZ Editor AMIS balabolka Googleマイドライブ MYEDIT PC-Talker 一太郎 秀丸 29ページ (5)スクリーンリーダー等での合成音声を使った校正を行っていますか? はい 21 いいえ 33 (6)【上記にはいと答えた方】スクリーンリーダーは何を使用していますか?(複数回答可) Plextalk Producer 8 PC-Talker 8 NVDA 3 balabolka 2 Word 1 Windowsナレーター 1 詠太 1 ドキュメントトーカ 1 30ページ (7)デイジー編集ソフトは何を使用していますか?(複数回答可) Producer製品版 56 Producer非製品版 5 Dolphin Publisher、ChattyInfty 1 Chatty Infaty AITalk 1 31ページ (8)テキストデイジー・マルチメディアデイジー完成後のチェックは、どのようなプレイヤー(ソフト)で行っていますか?(複数回答可) Plextalk Producer再生確認用ソフト 38 PTN2、PTN3、PTR3 17 AMIS 12 Dolphin EasyReader 5 MyBooK 3 chattybooks 3 ボイスオブデイジー5 2 いーリーダー 2 32ページ (9)貴施設・団体の1タイトル完成までの平均的な製作期間はどれくらいですか? テキストデイジー  1〜2ヵ月 8  3〜4ヵ月 24  5〜6ヵ月 12  7〜8ヵ月 3  9〜10ヵ月 1  11〜12ヵ月 2  一定していない 1 マルチメディアデイジー  3ヵ月 1  3〜6ヵ月 1  3〜10ヵ月 1  6〜10ヵ月 1  8ヵ月 1  10ヵ月 2  12ヵ月 1 33ページ (10)【マルチメディアデイジー製作館のみ】マルチメディアデイジーの音声はどのように製作していますか?(複数回答可) 音訳ボランティア(肉声) 8 合成音声 7 34ページ 5.その他 (1)貴施設・団体でのテキストデイジー・マルチメディアデイジー製作における工夫点等がありましたら記述してください。  ≪工夫している点≫ ・利用者の希望に合わせて、テキスト、テキストデイジー、音声、マルチメディアデイジーを提案し、それぞれ長所・短所を説明をした上で製作・提供している。 ・(ボランティアに)複数人来館して活動してもらい、何か疑問点があった場合には、話し合って解決してもらっている。 ・まったく手探り状態で始めたため、表記などについて迷う点を申し合わせ事項としてまとめながら、共有のマニュアルのようにして使っている。また、少人数なのでLINEグループで互いの疑問・質問を共有している(ジャッジが必要なときの為に職員も参加)。 ・1冊をグループで作成し、疑問点を話し合いながら製作している。 ・ボランティアが製作しやすいように図書の製作書や原本にどのように編集をすればよいか一部書き込みをおこなっている。 ・ボランティアそれぞれの方がお持ちの専門知識、得意分野を考慮したコーディネートしている。 ・既存ボランティアの勉強会の回数を増やす努力をしている。 ・OCRについて、なるべく文字認識の精度が高いものを利用して作業が楽にできるようわかる範囲で色々と試してみている。 ・目読と読み上げのバランスに気を付けるようにしている。 ・原本が縦書きの場合、横書きのテキストデイジーではカッコ等わかりにくいときはワード等で一度縦書きのものを横書きにしてどのように表示しているかを確認、参考にしている。 ・原本の表を〔表〕だけにすると「おもて」と読み上げるおそれがあるので〔図表〕に統一している。 ・ケアレスミスを防ぐため、Plextalk Producerの検索機能を使って不要な空白や、全角・半角などを確認している。編集中はフォントを変えて、文字の見方(区別)をわかりやすくしている。 ・特に画像の処理において分かりやすさを求めている。 ・マルチメディアデイジー製作では、イラストの見せ方やテキストの挿入位置、何がタブーなのか分からない部分に対して迷うことが多々ある。迷った場合は利用者が見やすいのではと思われる製作を心掛けている。 35ページ ≪課題等≫ ・Producerを使っての編集時には、エラーによるファイル破損を防ぐ為に、最低1時間に1度はビルドブックとエクスポートを繰り返しながら作業するようにしている。 ・講習会も、最初は職員にさしたる知識がなかったので、講師とも言えない製作勉強会の司会ような形から始まった。 職員としてかかわると、どうしても「教える」立場になるので知識を蓄えたいと思うが、勉強する時間と機会がほぼなく、いまだに判断力があやふやなことに苦慮している。 36ページ (2)テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作について知りたいこと、他の施設に尋ねてみたいことがあれば自由に記述してください。  ・Producerでの作業をするために、パソコンを買い替えるボランティアさんが続出した。(エラーが頻発して作業が進まないため)。ボランティアさん用のパソコンは館で準備しているのか知りたい。 ・Producerの不具合が出にくいパソコンのメーカー機種があれば教えて欲しい。 ・使いやすいソフト、機器等があれば教えて欲しい ・新規のボランティア募集の選考や告知について知りたい。 ・講習会の回数や講習内容等について他の状況を知りたい。 ・館としてのマニュアルはどの程度作っているのか。また校正者の育成はどのようにされているのか知りたい。 ・スキルアップや勉強会について、どのようなサポートをしているのか知りたい。 ・詳しい担当職員が不在になってしまったため、初心者職員対象の研修機会が欲しい。 ・テキスト化専門のボランティアがいるのか、いる場合は何を魅力として説明をされ、モチベーション維持はどのように図っているのかを知りたい。 ・他の施設の状況(具体的な製作の流れや分担など)が知りたい。 ・新しい機器やソフトの活用方法や情報があれば共有できると良い。(全視情協掲示板を活用して欲しい。) ・「Word」でテキスト修正・校正を行っている施設等があれば知りたい。 ・再生しない漢字(新・旧)の処理について知りたい。 ・代替テキストには何をいれているか。 ・タイトルのセクションで、カバー(表紙)画像を挿入しているか知りたい。 37ページ ・フレーズ分割で、悩む場合は、どうしているか。(どんな例があったか。) ・事例が知りたい。(凡例、図表、イラストの説明、製作者注など) ・原本どおりでなく、変換(分かりやすい表現に変える)が必要な文字や文章の処理をどうしているか知りたい。 ・計算式(統計学のような難しい分数・漢数字・小数点)や下線・波線がある場合どうしているか知りたい。(数式の場合は、数式の画像+数式の文章化が無難か?) ・外国語の単語のスペルに使われている字で、合成音声ソフトで読まない場合、どんな処理をしているか。 ・原本で本文ではないところでは製作館の入力でも〔 〕などで製作者側の入力であると知らせなくともよいか?(目次 終わり、著者略歴 終わり など。) ・英語などアルファベットの間は半角で空けているのか。 ・テキスト段階でルビを入れる際に、漢字全部にふらない場合はどうしたら良いか?(例「福島県安達太良山」の「安達太良」の上にだけ「あだたら」とルビをふりたい) ・Plextalk Producerで、製作の画面で空行ではなく見た目には1行空いているが実際は空いていないのと(改行)、製作の画面でもくっついている行(実際も空いていない)の差は何か。 ・完成後、チェックされる際のポイントが知りたい。 ・貸出方法について知りたい。(以前、音声で利用する方にはCDに焼いて貸出している事例を聞いたことがあったので、他館でどうしているかお伺いしたい) ・著作権法や郵便法などの適用について。(メールでテキストデイジーを送ることは可能であるという認識で良いか。マルチメディアデイジーは第4種郵便で利用者に送れるのか。) ・テキストデイジーやマルチメディアデイジーを活用する利用者を増やすために何かされているのか知りたい。 38ページ ≪マルチメディアデイジー関係≫ ・マルチメディアデイジー製作方法を知りたい。製作の手順がわかるマニュアルが欲しい。 ・マルチメディアデイジー製作にあたって特に苦労する点。 ・マルチメディアデイジー・合成音声デイジーの講習会を開催してほしい。  ・マルチメディアデイジーの貸出について工夫していることや、貸出範囲について伺いたい。 ・録音図書、テキストデイジー図書、マルチメディアデイジー図書の3種の製作形式を決定するのは、図書選定のどの段階でおこなっているのか。(例:形式を決定後に図書選定、選定済み図書を各形式に振り分ける等) 39ページ Producerでエラーが発生し強制終了となる場合の対処法 @PCのスペック:Intel Core i3・メモリ4GB以上を推奨(8GBの方が早い) Aセクション容量(フレーズ数や画像)が大きい場合に発生する頻度が高い。  分割してテキストインポートや、編集中のセクション分割など可能な限り小さい状態で編集を行い、 最後に結合するとある程度防止が可能。 強制終了され、それまでの編集作業が消えてしまった場合、復旧することは可能?  →強制終了による編集作業消失は、データ自体が消失してまうので復旧不可能。  ★こまめにバックアップやプロジェクトエクスポートを実施するのが安全。 今後シナノケンシにて、編集中の自動保存やブラウザの改善など、検討とのこと。 40ページ まとめ テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作の課題 ・需要がない(知らない人が多い・録音図書と誤解) ・人材不足(職員・ボランティア養成) ・予算不足(機材・ソフト購入費等) 41ページ テキストデイジー・マルチメディアデイジー製作のメリットを考える ・情報提供の幅が広がる(点字・音声+テキスト・マルチ) ・利用者の幅が広がる(弱視・学習障害・肢体不自由・高齢者等) ・蔵書数・貸出し実績の増加。製作スピードアップ ・始められる範囲から…  まずはスキャン→テキスト化、プライベートサービス、利用者への周知 ・音声+テキストが製作できれば、マルチメディアデイジー製作も可能に。 →将来的に合成音声が進歩すれば、音声情報として有益になる可能性も? 42ページ 各地方公共団体等で、読書バリアフリー基本計画が策定される今をチャンスととらえて、各施設にとって望ましい製作体制を検討してください。 ※アンケートでいただいたご質問については、全視情協HP掲示板で順次回答の予定です。 なお、サピエ図書館へのテキストデイジー・マルチメディアデイジー登録施設となるためには、全視情協の審査が必要です。 製作等に関する質問などは、全視情協HP掲示板(電子書籍)への投稿や全視情協事務局、サピエ事務局へメールにてお願いします。 全視情協HP掲示板 http://www.naiiv.net/member/bbs/ 全視情協事務局 zensijokyo-jimu@naiiv.net サピエ事務局(審査関係) sapie-jimu@naiiv.net 43ページ Producer1.4.0.0以降のバージョンアップ内容について PLEXTALK Producer version 1.4.0.0  2020年3月バージョンアップ 【不具合の修正】 Ver.1.4.1.0(2020年3月) Ver.1.4.2.0(2021年1月) バージョンアップ内容の詳細はシナノケンシHPへ http://www.plextalk.com/jp/products/producer/download/history/ 44ページ PLEXTALK Producer version 1.4.0.0 主な変更内容 ・インポート時に字下げできるようにしました。 ・貼り付け設定で貼り付け位置をカーソル位置に設定できるようにしました。 ・表のセルを結合できるようにしました。 ・発音設定の操作方法を改善しました。 ・ルビを一括で置換できるようにしました。 ・フレーズを指定して再生順序の変更をできるようにしました。 45ページ インポート時に字下げできるようにしました。 テキストファイルから取り込む→[テキストファイルをインポート]設定にて、[本文中にある行頭のスペースを字下げに設定]を設定すると、行頭のスペース(半角、全角)を字下げとして設定します。 46ページ 貼り付け設定で貼り付け位置をカーソル位置に設定できるようにしました。 @[設定]→[貼り付け設定] A貼り付け位置を設定→カーソル位置 47ページ 表のセルを結合できるようにしました。 9.6.8.2表のセルを結合する 選択しているセルを結合します。 @[テキスト編集]で結合するセルを選択します。 A右クリックで表示されるメニューを開き、[セルを結合]をクリックします。 B[セルを結合]が表示されますので、結合する表の行数と列数を入力して、[OK]をクリックします。 <ポイント> ・入力された数値が実際の行列数を超える場合は最後の行や列までが結合されます。 ・セルの結合は、右クリックで表示されるメニュー[セルの結合を解除]により解除できます。 48ページ 発音設定の操作方法を改善しました。 ★発音設定が反映されるのはマルチメディアデイジー(または合成音声デイジー)のみ! [再生・録音]の[発音][設定] 詳細は「Producer取扱説明書」  ※10.2.2 フレーズに発音を設定する参照 49ページ ルビを一括で置換できるようにしました。 @[ホーム]の[フォント][ルビ置換]をクリック A[ルビを置換]が表示→ルビと対象文字列に文字列を入力。 Bプロジェクト内の対象文字列のルビをすべて置換したい場合は、[すべて設定]をクリックして、設定。 50ページ フレーズを指定して再生順序の変更をできるようにしました。 @テキスト編集のフレーズ上で右クリック→[再生順序の変更] A次に読み上げるフレーズを選択→OK 51ページ PLEXTALK Producer version 1.5.0.0(2021年10月バージョンアップ)主な変更内容 ・プロジェクトを開いた時に前回最後に選択していたフレーズの位置を表示できるようにしました。 ・テキスト編集画面で段落を枠で表示できるようにしました。 ・プロジェクトを開く画面で複数のプロジェクトをまとめて削除できるようにしました。 ・プロジェクトを開く画面のサイズ変更やプロジェクトの並び替えをできるようにしました。 ・発音設定でフレーズ区切りの長さを設定できるようにしました。 ・発音設定画面の画面サイズ変更や[発音変更クリア]ボタンの追加をしました。 ・DAISYインポート時に画像表示縮尺を指定して取り込みできるようにしました。 ・ビルドブックをした時に適用されるスタイルシートの記述を見直しました。 ・テキスト編集中にフォーカスが移動する症状を改善しました。 ・Excelから表の貼り付け時に結合情報が保持されない不具合を修正しました。 52ページ テキスト編集画面で段落を枠で表示できるようにしました。 53ページ 発音設定でフレーズ区切りの長さを設定できるようにしました。 ★発音設定が反映されるのはマルチメディアデイジー(または合成音声デイジー)のみ! ●発音の種類:アクセント 発音の記号:’(アポストロフィ) 説明:記号の位置を強く読みます。 1つの音節(区切りがあるまで)で1つのアクセントを設定できます。 ’(アポストロフィ)の後に数字(0〜9)を入れるとアクセントの強さを変更できます。 ●発音の種類:フレーズ区切り 発音の記号:|(バーティカルライン) 説明:発音を長く区切ります。 一拍置きたい場合などに挿入すると便利です。 |(バーティカルライン)の後に数字(0〜9)を入れると無音の長さを変更できます。 各数字で挿入される無音長は次の通りです。 0:0,1:50,2:100,3:150,4:200,5:300,6:400,7:500,8:600,9:700(単位:ms) 54ページ プレクストーク製品のWindows11対応に関するお知らせ(シナノケンシHPより) http://www.plextalk.com/jp/2021/10/06/8396/ 日頃より、弊社商品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。 10月5日より日本マイクロソフトから提供開始のOSであるWindows11につきまして、重要なご案内となります。何卒宜しくお願い致します。 対象機種 PLEXTALK Recording Software Pro(PRS Pro) PRS製品バンドル版 いーリーダー (Windows学校ライセンス ネットワーク版) いーリーダー (Windows学校ライセンス スタンドアロン版) いーリーダー (Windowsダウンロード版) PLEXTALKProducer PLEXTALK Transfer NetPLEXTALK Pro ご案内 Windows11での動作について弊社で動作確認作業を行い、その結果をプレクストークHPにてご案内いたします。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、動作確認が終わるまでは、Windows11へのアップデートはお控えください。 なお、動作確認完了前にWindows11にアップデートされた場合の動作保証はできませんので、ご了承ください。 55ページ テキストデイジーの各種プレイヤーでの再生状況の違いについて 検証プレイヤー (1)画面表示あり  いーリーダー(ipad、Windows)  AMIS Ver.3.1.4(Windows)  Dolphin EasyReader 6.03(Windows)  MyBookX(Windows)  ボイス オブ デイジー5(iphone、ipad) (2)画面表示なし  Plextalk PTR3/PTN3  Plextalk リンクポケット 56ページ Producer1.4.2.0 DAISY3 ビルドブック図書で検証 (検証項目) ・段落改行と通常改行 行間の違い ・段落1字下げの有無 ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合) ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済) ・ルビ表示 ・ルビ読み上げ ・表、太字、斜体、下線、文字色、上・下付き文字 57ページ いーリーダー(ipad、Windows)シナノケンシ ・段落改行と通常改行 行間の違い:なし ・段落1字下げの有無:あり ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):なし ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:通常(表示通り) ・ルビ読み上げ:通常(ルビ優先) ・表:○、太字:○、斜体:○、下線:○、文字色:○、上・下付き文字:○ 58ページ 〔実際の画面の様子がありますが、説明は省略します。〕 59ページ AMIS Ver.3.1.4(Windows)支援技術開発機構 ・段落改行と通常改行 行間の違い:なし ・段落1字下げの有無:あり ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):あり ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:通常(表示通り) ・ルビ読み上げ:2度読み ・表:○、太字:○、斜体:×、下線:○、文字色:○、上・下付き文字:○ 60ページ 〔実際の画面の様子がありますが、説明は省略します。〕 61ページ Dolphin EasyReader 6.03(Windows)支援技術開発機構 ・段落改行と通常改行 行間の違い:あり ・段落1字下げの有無:左詰め ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):あり ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:後にカッコ ・ルビ読み上げ:2度読み ・表:△(罫線なし)、太字:○、斜体:○、下線:×、文字色:×、上・下付き文字:○ 62ページ 〔実際の画面の様子がありますが、説明は省略します。〕 63ページ MyBook X(Windows)高知システム ・段落改行と通常改行 行間の違い:なし ・段落1字下げの有無:左詰め ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):あり ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:後にカッコ ・ルビ読み上げ:通常(ルビ優先) ・表:×(箇条書き)、太字:△(文字色変更のみ)、斜体:△(文字色変更のみ)、下線:×、文字色:×、上・下付き文字:○  ※MyBookは文字の詳細読み(一文字読み)が可能。 64ページ 〔実際の画面の様子がありますが、説明は省略します。〕 65ページ ボイス オブ デイジー 5(iphone、ipad)CYPAC ・段落改行と通常改行 行間の違い:あり ・段落1字下げの有無:左詰め ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):あり ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:原本にあるルビ→後ろにカッコ、原本にないルビ→通常(表示通り) ・ルビ読み上げ:原本にあるルビ→2度読み、原本にないルビ→通常(ルビ優先) ・表:○、太字:○、斜体:○、下線:×、文字色:×、上・下付き文字:○ 66ページ 〔実際の画面の様子がありますが、説明は省略します。〕 67ページ Plextalk PTR3/PTN3 シナノケンシ ・段落改行と通常改行 行間の違い:(画面なし) ・段落1字下げの有無:(画面なし) ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):なし ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:(画面なし) ・ルビ読み上げ:通常(ルビ優先) ・表、太字、斜体、下線、文字色、上・下付き文字(全て、画面なし) 68ページ プレクストーク リンクポケット シナノケンシ ・段落改行と通常改行 行間の違い:(画面なし) ・段落1字下げの有無:(画面なし) ・代替テキスト読み上げ(ハイライトありの場合):なし ・ページフレーズ読み上げ(飛ばし読み設定済):あり ・ルビ表示:(画面なし) ・ルビ読み上げ:通常(ルビ優先) ・表、太字、斜体、下線、文字色、上・下付き文字(全て、画面なし) 69ページ 検証結果一覧 〔57ページ〜68ページの再掲になりますので、省略します〕 70ページ プレーヤーによって、目での読書、耳での読書のしやすさは変わる (目の読書) ・いーリーダー ・AMIS ・Easy Reader (耳の読書) ・PTR3/PTN3 ・リンクポケット ・MyBookX (目と耳の読書) ・ボイスオブデイジー5 71ページ まとめ ・製作側(Producer)が編集した通りに、利用者のプレイヤーで再生されるとは限らない。 ・Producerの編集内容にもっとも忠実なのはシナノケンシ社製のプレイヤー。(当たり前だが) ・サピエ蔵書の場合は、製作基準通りに製作し、統一性をもたせるのが望ましい。 ・プライベート依頼の場合は、利用者が使用するプレイヤーや目・耳どちらの読書か考慮することが必要。 以上